飛行機の中のお客さんもほとんど乗り終え、ルミ姉のすぐそばの非常出口はもう閉
まってしまった・・・
座席に座ってシートベルトを締める。
機内アナウンスが「最終のご案内をしております」と流れる・・・
SUNAOちゃんもナベさんも山田さんも後方の席へ行ってしまった。
やっぱりター坊は別の便だったのかな〜
そう思ってるところへそれらしき一団が機内へ入ってきた。
スタッフらしき人が何人かと、グッズのTシャツを着てはっきりとメンバーさんとわ
かる人達も入ってきた。
あの中に絶対にター坊はいるはず・・・
あ〜確かめたい〜〜〜
しかしルミ姉はもうしっかりシートベルトを締めてて、立つ訳にもいかず・・・
そばにはキャビンアテンダーのお姉さんもいるし・・・
しかも、前列の大きな男の人が立ってしまって目の前の視界をさえぎられてしまった
・・・
あ〜ん、もう!見えないじゃないの!
しかもその男の人、なかなか座らない。
座ったと思ったら、飛行機は動き出してしまった・・・
やっぱりあそこのバスのりばでター坊を待ち伏せしておけばよかった・・・と後悔。

ルミ姉の座席の数列前にター坊が座ってる・・・
どうしてもター坊を確認したい!
そう思ってシートベルト着用のサインが消えてからしばらくしてトイレへ行く時に前
列を見てみたけど、スーパーシートって座席も大きくゆったりとしていて頭のてっぺ
んしか見えないのよね。
ター坊は小さいからそれさえも見えないよね・・・
そこで前方へ行く勇気は私にはなかった・・・
口ばっかりで、本当は小心者のルミ姉なのよ〜

「こうなったら熊本空港でダッシュだ!」お弁当の「助六」を大口をあけて食べなが
らそう心に誓うルミ姉であった・・・

次回、「熊本空港編」へつづく。



飛行機の窓から見えてきました、懐かしい熊本の景色。
緑がいっぱい〜(山と田んぼだらけ・・・笑)

ダッシュにそなえて、早めに準備する。
「飛行機降りたら私と美穂は走って行くけど、お母さんはゆっくり歩いてきていいか
らね。出口で待っててね」そう母に言って、片手に携帯をもって出口に一番に並ぶ。
出口のコックが開くと同時にダッシュし携帯の電源を入れ、空港で待っていてくれて
るタボフレさんにTELする。
「もしもし、ルミ姉です。こんにちは〜、ター坊が乗ってるかどうかはっきり判らな
かった・・・」と話てると携帯から「キャ〜キャ〜」「来た〜」と歓声が聞こえてき
た。
やっぱりこの飛行機に乗ってたんだ・・・
ダッシュ、ここでさらに加速。
階段もすごい勢いで下りた、我ながらそのすばやさにはおどろき!まだまだいけるや
ん!

出口にはター坊の姿はもうなく迎えの車があるところへ走って行くと(こういう時に
勝手知ってると早いよね)もうター坊はワゴン車に乗り込んでしまってた。
手前ではメンバーさんが手を振ったり、「ター坊〜」と叫んだりしてた。
隣を見ると空港で会うことになっていた九州のタボフレさん達ではないですか・・・
「あれ〜○○○○さん〜」「あれ〜ルミ姉さん〜」と挨拶しつつ感動で握手!
皆でまたワゴン車に向かってター坊〜と言いつつ手を振っていたら、ワゴン車のカー
テンからター坊の手(あの指輪してた)だけが出て、こちらに向かって手を振ってく
れた〜〜〜
「きゃ〜〜〜!!!」は〜もう〜感激!!!
そしてター坊をのせたワゴン車は熊本空港を後にして行ってしまいました。

タボフレさんたちの前数10cm前を普通に歩いて行ったんだって・・・
透き通るように肌が白くって、唇がピンクだったって・・・
福岡でのお迎えのリベンジ成功!って喜んでたよ。
あ〜やっぱり顔見たかったな・・・

もう一台ワゴン車があるという事は、これにサポメンの人達がこれから乗るのね。
という事で、また出口で待ち伏せ。
SUNAOちゃんがギター抱えて出てきた。
なぜかここで拍手!
「お誕生日おめでとうございます〜」タボフレさんが言うとちょっと驚いた顔をして
頭をペコリ!
ナベさん、山田さんもワゴン車に乗り込んで・・・でもまだ誰かを待ってるみたい。
・・・とそこへ男の人が走って乗り込んできた。
「なかじ〜さんだ」とタボフレさん。
なんだかバタバタしててちょっとおかしかった。

みんなで手を振ってお見送り〜
SUNAOちゃんはカーテンを開けて、こちらに向かって手を振ってくれました。
SUNAOちゃん、ええ人やわ〜〜〜

とりあえず、お迎え成功という事で、ここでタボフレさんたちとは「会場でね〜」と
いいながらお別れ。

母と迎えに来た父はその間、ずーっと待ちぼうけ。
「お待たせ〜」といいながら空港のレストランへ消えてゆくルミ姉御一行であった・
・・(また食うんかい!)

次回、「LIVE編」へつづく。