★T.M.R.LIVE REVOLUTION'05 -vertical infinity- 座間&NHKごちゃまぜレポ★

T.M.Revolution社による、Cosmic Year1996から開発されているエンターテイメントロボット
の紹介からライブのスタート。今回のライブは今までにないエンターテイメントロボ・Ver8、
その名も"infinity"によるものと説明あり。そっか〜今日は西川くんロボがライブするんだ!!

[第1部]
ULTIMATE ドライアイス漂う中、ドラムの後ろのセットから自分で階段を上って登場!派手
な登場ではないので、初日・座間ではどこから登場したのか全然分からなかった。この曲が
1曲目でとても驚いた。ULTIMATE=最後の・果ての、と言う曲名とは全く正反対なところが
意外な感じ。意外性を狙ったのか、たまたまなのか。
そして、もう一つ驚いたのが衣装。白いピタッとした衣装にウィディングドレスの中にはく
パニエを腰につけたような感じ。座間ではこのビニールのパニエがふわ〜としていたけれど
NHKではぺたっとしていて可愛くなかった。この衣装はハードロック全開のこの曲には合
っていない感じがしたけれど、infinityとかcosmicの持つ、宇宙とか近未来といったイメージ
にはぴったりだな〜と思った。

TO・RI・KO イントロ部分のサイレンの音に合わせて、天井のライトが赤やピンクにと、変わり
ながらぐるぐると光る。NHKでは途中でマイクスタンドが手からすべり床に転がる。西川くん
も一瞬、ニヤっとしたように見えたけど、すぐに自分自身も舞台に座って転がり、無事にマイク
スタンドをGET。この曲の時にはもう首のファーと腰のパニエは外されていて、すっきりとして
いい感じなんだけど、体の線がハッキリしすぎてちょっと恥ずかしい。TO・RI・KOで、たくさんの
シャウトをするけれど最初からこんなに飛ばして大丈夫なのかな〜と心配になるようなシャウト
だった。

Zips この曲、西川くんが歌詞を間違えずに歌いきった事ってあるのかな?(笑) 座間は
かなりグダグダだったけれど、NHKもなんとなく「あれ?」と思う部分もあり。最近の歌詞は、
ただの言葉の羅列で、その曲のイメージさえも湧かなくて、だから覚えられない気がする。
この曲も特に歌詞が頭に入ってこない曲です。Zipsは大好きでライブにはかかせない曲だと
思うけれど、歌詞の部分が残念だな〜と思う。NHKではかなりの人とタッチしていた。
羨ましい〜。

Web of night ホワブレがライブの定番でなくなった今、この「蜘蛛」がライブで聴きたい曲
NO1です。バッグの画面に黄色・ピンクのクモの巣が張り巡らされ、客席にも色とりどりの
ライトのクモの巣がはりめぐらされ、私たちを絡め取る。いつの間にか、サビの最後「〜web of
night♪」の部分は西川くんとの掛け合いになったのね。こうやって色々変わりながら定番に
なっていくのね。でもみんな当たり前のようにやっているからすごいな〜と思う。

juggling  マイクスタンドにマイクを戻し忘れそうになって、ちょっとあわててマイクスタンド
まで戻った西川くん(笑) この曲で踊る西川くん、色っぽ〜い。上着を脱ぐにもじらしながら
脱ぐからドキドキ。女の人が髪をかき上げるように、腰をくねらせながら両腕を頭まであげる
姿がツボです。

もはや君なしじゃ始まらない このレポを書くまで「もはや君なしじゃいられない」だと思って
いた「もは君」。座間では、柴崎さんのソロから始まり、西川くんの生笑い、そして歌へという
流れだったけれど、NHKでは生笑いがなくなっていた。「もは君」でみんなで手拍子するの
がとても楽しい。最後のサビに入る前の「フォ〜」みたいな掛け声の所で、西川くんが片手
を頭にあてて、おしりを横にぷりって出すきめポーズがあまりにも可愛くて、本当にぷりって
聞こえたかのような可愛さなのでMOMOちゃんと悶絶してしまった。西川くんは「もは君」が
終わる前に舞台から走り去る。

[第2部]
白い闇 今回のバックはアーチ状になった細長い画面が10本ほど間隔をあけて舞台に
並んでいる。白い闇の始まりのピアノの音と共に、そのバックの画面に白い球が現れる。
そして星の誕生のように渦を巻いて爆発したかと思うと、白いものが降ってきた。西川くん
が歌いだす。画面の街に降ってきた白いものは雪にも羽にも見えて、どちらとも判断
しかねていたけれど、西川くんが「〜あの冬の日〜♪」「儚さは雪のように〜♪」と歌うと
それは本当に雪に見えて、そして2番の「空の天使が〜♪」と歌うと、今度は白い羽に
見えるから不思議。これが西川くんの持つ声の力なんだな〜と感激。言霊だね。
座間はかなり歌詞があいまいだったけど、バラードだけはしっかり歌って欲しいな(笑)

はじまる波 座間で初めてこの曲を聞いた時の、みんなのどよめきが忘れられない。
本当に驚いた。西川くんはとても神妙な顔をしていたけれど、心の中では「してやったり」
の気持ちだったんだろうな〜と想像した。曲の始まりと共に天井のミラーボールが青い
キラキラを会場にふりまく。とても綺麗で会場からもほ〜と溜め息がもれた。
途中、バックの画面には「t」「m」「r」「eの文字がDNAの螺旋のように降ってきた。

緋の砂 バラードになってからの衣装は麻をざっくりと編みこんだような羽根つきショール。
ショールからのぞく西川くんの腕の白さ、細さが儚げ。歌うたびにショールの羽が揺れて 
「静」のバラードに少し動きが出て、私はこの衣装はけっこう好きです。
緋の砂が始まると、暗転していたセットが下から上へと明るくなっていく。「朝になったみたい」
と思ったら、そこは夕日の街だった。緋色の砂らしきものが、たくさん街に降っていくけれど
私には砂じゃなくて、赤いバッタの大発生&大移動の図に見えて、一人ぞぞぞ〜として
みる(笑) サビに行く前、「目を閉じて〜♪」の前の1拍の間がなんとなく好き。

Timeless 肩に掛かっていたショールがいつの間にか腕にかかるだけになり、そして
とうとうこの曲で脱いでしまった。そしたら何だか変なバランスになってしまって、座間の
時にまっちゃんが言っていた「ポリネシアンセンター」が思い出されて可笑しいの。
今回のライブでは、このバラードが続く第2部が本当に好き。今回のバラード達は全然 
飽きなくて聞き入る事が出来て素敵すぎです。なのにNHKではSUNAOさん側の、壁に
近い所だったので、低音だけがやたら響いて、旋律が全然聞こえて来ない。ちょっと
音がよくなくてバラード良さが半減で残念でした。
この曲の途中、西川くんが足元から頭に向かって、ライトがす〜と消されセピア色になり、
そしてすぐに頭のほうから、またライトをさらに消され、西川くんが黒く消えていくシーンがあり、
とても印象的。
西川くんは曲の最後で舞台中央の階段をおりて消えて行く。

「第3部]
BRING IT ON 「BRING IT ON」=(舞台にあがる)ならぬ「BRING TAKANORI ON」
って感じで西川くんが舞台に登場。第3部の始まりに相応しい曲だな〜と思った。黒の
衣装が曲にも西川くんにも、とても合っていてカッコイイ。歌いだしにロケット花火のような
ものが真ん中から左右へ。そしてもう1つは淳士くんのほうに飛んでいった。この花火、
座間では「夢幻の孤光」の時に舞台の右から左へ、そして左から右へと交差するように
飛んで行った気がしたのだけど。言葉の響きがきれいな曲だね。

夢幻の孤光 この曲は大好きなので、気分はラストスパートに向けて盛り上がる。「純白の
翼と漆黒の羽撃きで〜♪」という歌詞が好き。最近、歌詞や題名に色をつけたものが多い
けれど、これは井上さんのマイブームなのかな。夢幻=無限=∞=infinity、この曲は
アルバム「vertical infinity」の先触れの曲だったのかもね。

NVOKE 第3部はT.M.Revolutionらしい曲が続く。私には聞き飽きた感のある
INVOKEだけど、定番曲としては外せない曲になっているね。私が先日、GLAYの
ライブに初めて参加した時に、以前ヒットした「口唇」を聞きたいな〜と思ったけれど
GLAYファン歴の長い人たちには「口唇」は聞き飽きた曲だそう。私には聞き飽きた
曲でもガンダムからファンになってくれた人たちには聞き逃したくない曲なのかもね。

CHASE/THE THRILL 全然、歌詞が覚えられなくて。一度も訳してないから一体
どんな事を歌っているのかさえ知りません。でもライブでの定番曲になって欲しい
くらい大好きな曲です。NHKはサイドの花道がないので、チェイスの時左右に来て
くれるはずの西川くんが、中央に居たままで残念。銀テープも降ってきて、盛り上がり
も最高潮。座間では初めて自分でジャンプして銀テを取ってみたら取れて嬉しかった。
いつもは落ちてくるのを待っているだけだったから。掛け合いの部分が座間とは
違っていて、これからどこの部分が掛け合いの定番になるんだろうと気になるところ。

LOVE SAVER NHK西川くんの首の振り方はやけくそのようだった。最近のライブは
なんだか疲れているみたいとか声の伸びがイマイチだったとか聞いていたので
今日も体調よくないのかなと心配だった。この曲もライブの定番だけどINVOKEの
ように飽きないのは何故かな。心地よいマンネリの曲。黒の上着を脱ぐ西川くん
の手が乱暴でその手つきがいいな〜なんて思った。

ignaited もうこの頃になると集中力が途切れ気味であまり覚えてない。イグナイ
では舞台に座り込み、最前の人たちに向けて歌っていた。羨ましい〜。NHKでは
西川くんから手を差し伸べていたし、じっくり見つめていたし、いつもよりサービス
旺盛な気がした。

[アンコール]
恋ニモマケズ アンコール1曲目、座間では、この「ニモ」だった。NHKでは私たちの
ノリにご不満のようで「落ち着くからいけないんだ。撤収!」とギターをさげ、飛ばして
しまった。NHKのこの日の日替わり部分は何の曲の予定だったのかな。
西川くんが「撤収!」とお怒りモードの中、柴崎さんだけが自分のギターを取りに
舞台袖に下がって行ったけど、左端だった私には柴崎さんの様子がよく見えていて。、
柴崎さんったら、普通にのんびり歩いて行くんだよ。「走って用意せんかい!」と私のほうが
気が気じゃなくて。こういう面も柴崎さんらしいな〜と感心した。
「ニモ」のアコースティックバージョンでは、西川くんがみんなに勧めた手拍子がいつものと
違っていて、タンバリンのチャ・チャ・チャチャの音と合っていて可愛かったのに聞けなくて
残念。

ウルワシキセカイ 日替わりを飛ばしてお怒りモードのまま突入したNHKのウルワシキ。
「気に触ると愚図らないで〜♪」と歌う西川くんに「そうそう、愚図らないでね」と思うと
西川くんが「やり直しきかない〜♪」をやけに力強く歌う。なんか心の中を読まれた
みたいな絶妙なタイミングで「やり直しがきかないんだから、ちゃんとやれよ!」と
突っ込まれた気がして可笑しかった。久しぶりのお怒りライブは新鮮だったし、怒られた
からと言って落ち込む私ではないけれど、あまりにも執拗な煽りに
「しつこい男は嫌われるんだよ」と心の中で西川くんに言っておいた。

Goin’みんながこぶしを振り上げた後のイントロの部分でSUNAOさん、柴崎さんが
西川くんより前に出てくるのは、SHツアーと一緒だった。「♪〜壁と呼んじゃいけない
かい?」の後にHEY!とジャンプするのが好き。

Albireo 座間では2番の歌いだしが西川くんとバンドのみんなと合わなかった。「どう
するのかな」と思っていたら、アイコンタクトだけで歌いだしが決まった。さすが!
その後の西川くんの歌詞がボロボロだったから、西川くんがやっぱり歌いだしを間違えた
のかな。NHKでは何度もマイクを胸に打ち続ける西川くん。痛々しくて見ていられなくて
これだけは本当にやめて欲しい。

Pied Piper 今日はいつもより1曲少なく終わってしまうのかなと思っていたら
思いがけず「パイパイ」。西川くんが最初にギターを掻き鳴らすところが好き。みんなで
飛ぶのも好き。でもその後、すぐに飽きちゃう曲なのだ。アンコールになってからバックの
画面は暗いままだったけれど、「パイパイ」になったらチェックになったり、ストライプに
んなったりと曲に合わせて綺麗に光っていた。突然、演奏した曲なのにちゃんと演出
できるなんてすごいな。用意してあったのかな。

Out Of Orbit バックには虹色の光があわただしく変わり、客席も少し明るくなった。
いよいよラストなんだという気持ちなった。「OOO」は歌詞も分かりやすいし、ライブの
最後にみんなで大合唱するにはいい曲だね。この曲になって西川くんがちょっと歌詞
が出てこない部分があって、それをみんなでフォローした辺りから、やっと本当の
笑顔を見た気がした。NHKライブは思わぬハプニングで一気に駆け抜けた感じ。
たまにはこんなライブもいいな〜と思った。おわり。